毎日60本もたばこを吸っていたヘビースモーカーを我慢も苦痛も無しで禁煙させた「リセット禁煙」とは?

1日目  


こんにちは。
磯村 毅です。

それではこれから、「リセット禁煙」ということで、
呼吸器内科医として、そして禁煙本の著者として
1日数本のライトスモーカーも1日60本のヘビースモーカーも
同じようにすっきり禁煙するためのお話をしていきたいと思います。

リセット禁煙はとても強力な禁煙法ですが、
喫煙に対してどのように考えどのように付き合っていくと良いのか?
そんなお話をしていきます。

私自身は「リセット禁煙(PHP文庫)」という書籍の出版をして
5万部以上のベストセラーになることができました。

そして今でも

喫煙者がもっと迷い無く楽に禁煙できる方法はないのか?

と考え続けています。

呼吸器内科医として禁煙希望者と向き合ってきたなかで
気づいたのは、

なかなか禁煙に成功しない人もいれば、
すぐに禁煙できてしまう人というのがいます。

なかなか禁煙に成功しない人と
すぐに禁煙できてしまう人の違いは、
喫煙に対する考え方が全然違ったりします。

そもそも禁煙できるできないについては
“意思の強さ”が関係していると思われがちですが
そうではありません。

意思の弱い人が禁煙できないと思われていますが、
禁煙できない人は本当に意思が弱いのでしょうか?

例えばたばこの値段が一箱3,000円になった時に
“たばこを吸い続けるんだ!”という強い意思があれば
なんとか工面して吸い続けると思うのです。

しかし毎日3,000円となると大金です。
この場合は意思が弱い人が、
たばこを吸うのを諦めて結果として禁煙することに
なるのではないでしょうか?

このように考えると意志の強さに頼った禁煙というのは
根本的に間違っていると言えるのではないでしょうか?

ですからリセット禁煙では意志の強さに頼らずに
楽に禁煙できてしまう人と禁煙できない人の差について
お話していきたいと思います。

この方法を実際に使っていただければ、
結構早く禁煙ができてたばこに頼らない豊かさを
感じることができるでしょう。

ぜひしっかり聞いてください。
そして出来る事を一個でも良いですから、
是非やって頂きたいなと思います。

ではお話を始めたいと思うのですが、
まずは私がリセット禁煙という手法に至るまでに
どんな経験をしてきたかというのをお話します。

今でこそ日本一の禁煙の権威と言われたり
書籍が5万部売れたりもしていますが、、、

最初からうまくいったかというとそうではありません。

私の専門は呼吸器内科ですから、
私の患者さんには喘息であるとか肺炎であるとか、
肺がんの患者さんがたくさんみえます。

そして、一生懸命治療をして
退院されていくのです。

ところがその患者さんが
1 週間、2 週間も経たないうちに
また悪くなって入ってきてしまう。

「また吸ってしまったんだ・・・」

というようなことがよくあるんですね。

最近の患者さんは
自分で病気のことを調べる人が多いんです。

ですからたばこが身体に悪いことは
その辺の医師よりも理解しているんです。

だから

「それ以外の方法で、禁煙を応援する」

そこがリセット禁煙の出発点です。

それでその当時、
私の外来に来ていた人に、
『禁煙セラピー』という本を
読んでやめたという若い女の人が
続けて 2 人くらいいたんですね。

私はその本を知らなかったので、
慌てて読んでみました。

非常に面白い本で患者さんに、
まずこの本を勧めたりしました。

しかし本は読んでもらえないものですから、
その内容を自分で覚えて説明するというような
地道な事もやっていました。

それをやってみて気づいたのは
工夫しないと時間がかってしまう事でした。

それから科学的な内容を組み合わせて話すと
非常に短い時間で効果がでるとわかりました。

そしてそれを体系化したのがリセット禁煙です。

その後、リセット禁煙を確立してから5万部のベストセラーを出版することができたんですね。

それからはテレビや雑誌の取材を受けたり、
セミナーの講演依頼が殺到するようになったんですね。

テレビ番組の禁煙特集で、
テレビ番組に出演させていただいたこともあります。

このように色々なところで露出やクチコミがあったことで
相談者が後を絶ちませんでした。

すると…

日本ではたばこに対する間違った認識が拡がっていて禁煙に苦労している人が多い

ということがわかってきました。

日本ではたばこを嗜好品として扱っていますが、
たばこは決して嗜好品ではありません。

例えば他に嗜好品に分類される物に、
アルコールやカフェインがありますが、

アルコールは酔うという効果、
カフェインは目が覚める効果があり、
両方にはおいしさがあります。

またお酒やコーヒーは、

「摂取をやめなさい」

と仮に医者に指示されれば
普通の人は量を減らしたりやめることができます。

ですからこれらは嗜好品と言っても
差し支えないと思います。

ところがたばこは、
摂取したときの効果はほとんどありません。

気持ちよくなったり幻覚を見たりとか目が覚めたり
ということがありません。

味もまったくおいしくなく、
味付けや香り付けには使えない。

また、

「タバコをやめなさい」

と医者に指示されてもやめられない人が大勢います。

ですからこのようなものは嗜好品とは言えないのです。

たばこ(ニコチン)は極めて依存性の高い依存性薬物

たばこ(ニコチン)は嗜好品ではなく依存性薬物です。

依存性薬物というのは摂取が習慣化すると中断時に禁断症状がでるようになり辞めにくくなる薬物物質のこと

ニコチンを摂取した場合、
脳に到達するまでにかかる時間は
7秒ほどと言われていて覚せい剤などの
禁止薬物よりも圧倒的に早いのです。

しかも覚せい剤は辞められても
たばこだけはどうしてもやめられないという
麻薬中毒者もいるほど依存度は強烈です。

気持ちよくなったりする効果が一切ない
純粋に依存性という性質だけもった
依存性薬物がたばこ(ニコチン)です。

喫煙者がたばこを辞められない本当の理由

ここまでお話したとおり、
喫煙者が禁煙に失敗するのは
意思の強さや弱さではなく、
依存性薬物(ニコチン)に依存しているからです。

従来の禁煙法は、
依存症患者に対して適切な処置をせずに
意志の力で禁煙をさせていました。

たとえば禁煙パッチやガムを例に挙げると、
これは覚せい剤中毒者に覚せい剤を摂取できる
パッチシートやガムを与えるようなものです。

覚せい剤などの禁止薬物の中毒患者や
アルコール中毒患者を治療する場合は
それらを一切摂取させないようにするのですが
たばこは24時間どこでも手に入ります。

このように手軽に手に入るのも、
禁煙を難しくしている理由の1つです。

そしてもう1つの理由は、
たばこに依存している状態が
どのような状態なのかを
正しく理解できていないからです。

喫煙者は自分がどんな状態なのかを
全く理解していません。

例えば喫煙者と非喫煙者では、
脳にも大きな違いがあります。

喫煙者と非喫煙者は脳にも違いがあった

日本ではあまり知られていませんが、
喫煙者と非喫煙者ではそもそも脳に違いが出てきます。

この脳の違いこそ禁煙を
難しくしている原因なのです。

逆に言えばこれさえ理解すれば
禁煙はさほど難しいものではなく
いつでも誰にでもできるものだと
理解できるはずです。

そこで次回は、
喫煙者と非喫煙者の脳の違いと、
努力型禁煙が失敗する理由について
詳しくお話したいと思います。

\ SNSでシェアしよう! /

sotsuen.netの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

sotsuen.netの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

Warning: in_array() expects parameter 2 to be array, boolean given in /home/emc3333/sotsuen.net/public_html/wp-content/plugins/emc-original-code/inc/original-code.php on line 89